百社参り

 出征兵士入営者の武運長久、健康を祈願し、又病気平癒の祈願の為、百社参拝が行われました。戦時中は毎日の如く行われていました。
 百社とは、神社境内に祀っている祭神一柱を一社と数える。当地の方々の巡路は、大体川上神社、市杵島神社、中宮神社、磐上神社、下秋津豊秋津神社、万呂須佐神社、三栖口康申さん、闘鶏神社、蟻通神社、磯間の二社、三壺崎の宮、中屋敷町法輪寺の稲成さん、片町の宮、紺屋町の宮、八立神社、稲成神社等で、余る程あった 祈武運長久百社参拝 の紙札を供えて行く。そして徒歩か自転車で、弁当持参で早くて半日一日位の時間が要した。




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1984年発行の、『ふるさと上秋津 ー古老は語る−』を、2009年秋津野マルチメディア班がWeb版に復刻いたしました。

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