法定伝染病当時村では、法定伝染病中赤痢・チブスが多く発生があった。それで、村には隔離病舎と言う施設があった。今の若者広場の便所のある処から、しもの谷の道迄に建ててあった。(牟婁町に合併されてから流行も殆どなくなり、田辺へ付近村合同病舎が建てられ廃止され、その一部が現在の幼稚園舎として改造された)伝染病が発生すると、直ちに隔離病舎に収容し、患家を消毒し、人の出入りを禁止する。消毒は役場で雇入れ、人夫吏員巡査議会衛生委員等立会い指導実施し、病舎は医師看護婦によって施療に当られ、家族は特別以外は出入も出来なかった。 |
1984年発行の、『ふるさと上秋津 ー古老は語る−』を、2009年秋津野マルチメディア班がWeb版に復刻いたしました。
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