稲の害虫

 今から五〇年程前、イナゴの大群やまなごが繁殖した年があった。これらは稲の害虫でみるみるうちに真黒になる程わいた。いなごは葉をくいちぎり、まなごは稲のじくを吸うそうである。
 コクサイド(稲の農薬)の空き瓶に取って入れ、焼いたり、瓶のふたを閉め日干ししたりして退治したとの事である。

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1984年発行の、『ふるさと上秋津 ー古老は語る−』を、2009年秋津野マルチメディア班がWeb版に復刻いたしました。

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