雨乞い

 大正六年、六〇日間一滴の雨も降らず、雨乞いをする為、上秋津中の人々が出て、高尾山の柴を刈り、一勢に火をつける。火種は高野山より運んで来た。
高尾山一帯がみるまに火の海となり、あまりのこわさに足がガクガクふるうた程だったよー。


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1984年発行の、『ふるさと上秋津 ー古老は語る−』を、2009年秋津野マルチメディア班がWeb版に復刻いたしました。

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