上秋津の"講"について上秋津地区に、五つの講があった。一、大師講 ニ、山上講 三、大神宮講 四、お日待ち講 五、金比羅講 講というのは、神仏を崇拝する信者どうしの集まりということで、議員が少しずつお金を出し合い、お祭りの費用とすることは共通している(ただし、講の中には最初出し合ったお金で田畑を買い、講の土地とし小作に出して小作料を取り、その収入でお祭りの費用にしたところもある)が、その中で、信仰する神様の本尊へお参りすることを目的としたものと、昔は、娯楽が少なかったため、一年に何回か理由をつけて、近隣が寄り集まり、お酒を飲み、ごちそうを食べながら世間話をし、親睦をはかるということを、目的としたものもあったようである。 次にそれぞれの"講"について大体の説明をします。 |
1984年発行の、『ふるさと上秋津 ー古老は語る−』を、2009年秋津野マルチメディア班がWeb版に復刻いたしました。
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