お日待ち講

 正月と田植終了後の、年二回あり、各地区に大体は作られていたらしい。
 各戸持ち回りでお宿をつとめ、お日待ち講の掛け軸をかけ、庭先に祭壇を作り、御神酒、御飯をお供えし、みんなで太陽を拝し、五穀の豊作、家内、字内の無病息災を祈願した。
 その後、みんなで持ち寄ったごちそうでお酒を飲み、大いににぎわい、お互いの親睦をはかり、楽しい一日を過ごした。なお、お祭りの費用として、みんなからお金を少しずつ集めた。
 現在でも、この"お日待ちさん"を行っている地区があります。



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1984年発行の、『ふるさと上秋津 ー古老は語る−』を、2009年秋津野マルチメディア班がWeb版に復刻いたしました。

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